ヨーロッパのスリージーな歩き方

 アローアロー。ご無沙汰しておりましたスミマセン。書きます。
 ちょっとヨーロッパを三週間ほど旅行しておりました。ヨーロッパと申しましてもイタリアの四都市(ローマ、フィレンチェ、ヴェネチア、ミラノ)と、フランスはパリ、ベルギー(ブリュッセルブルージュ)、アムステルダム(オランダ, Holland, Netherland)だけなのですが(謙虚に見せかけてさらっと自慢)。
 しっかしヨーロッパなんて言うと、こんなネット大海の極東、暗くさびれた場末の当日記さえ悉くチェケされているほどのハードコア地獄道(Road To Ruin)を逆に歩く諸兄の皆様におかれましては、その響きだけでブックオフでハードコアのCDを引き当てたときくらいの興奮は必至であろうと想像します。なんせ80年代のイタリアだけでも大変なことになっておりましたし、それに現在、先日わが国を襲来したSeein'redが番をはるオランダ産ハードコアも相当ヤバイことになっています故(以前Vitamin Xも来てましたよね。HAVOC recから出てた7'、ブチギレウルトラスラッシュで物凄くカッコイイですよね!)、その鼻息が聞こえてきそうな興奮も仕方ありませんが、いっこうに溜まらないALLMANのポイントカードを見てとりあえず冷静になってください(あれって本当にいっぱいになるんですか?)。でもまぁ、不用意で現在のユーロハードコア事情を調べることをせずに出発したもんですから(内心、例えば自分が日本の東京に遊びに来た外人だったとしたとき、恐らく西新宿のあそこら辺のような場所を嗅ぎ当てることができるだろう、という物凄い楽観を持っておりましたのでこれはつまり不用意というか油断ですね。)、はっきり言って何の収穫もありませんでした。でもポルノの方のハードコアはゲットできました。



写真は全部ミラノです。一番上のレコード屋の入り口近くの路上で泥酔していたパンクス四人組に、ハードコア置いてるレコード屋ないっすかね?、って話しかけたら、近くにUnglobal Recordsってのがあるよと親切にも教えてくれて、場所は身振り手振りでここの通りをつーっと行ってあそこの角をどうのこうのしたら着くよって言ってましたがよく解らなかったので行きませんでした。唯一のハードコア体験でした。